より良い福祉避難所の設置方法を確立するーオーストラリアと日本の比較から
災害時の脆弱人口のための福祉避難所を設置するために、健康危機管理関係者が知っておいた方が良い避難所の設置と管理の際に直面する課題と、解決策を明らかにした論文が受理されました。
広島大学大学院 医系科学研究科国際災害看護学 准教授の加古まゆみ先生と、フリンダース大学の先生方との共同研究です。
この質的研究から浮かび上がった課題は、「弱者保護の必要性に対する意識の低さ」、「救急医療関係者を含めた十分な人員配置の確保」、「文化的配慮への対応」、「コミュニティにおける弱者のニーズに対する意識の向上」、「調整本部内の効果的な連携の確保」、「文化の多様性に対する備えの向上」でした。
異なる国で同様の課題が明らかになったことで、災害への備えを整えるために行うべきことは世界共通であることが示唆されました。